海のカメレオン?変幻自在の巨大イカ・コブシメさん! 小笠原

- 青く飛んでしまって姿かたちがよくわかりませんがコブシメさんはコウイカさんの仲間の中で世界最大級になる大型のイカさんで名前の由来に諸説ありますが触腕の先が拳(こぶし)に似ていることや沖縄の方言(クブシミ)からきているということのようです・・・コブシメさんは日本では奄美大島以南の温暖な海や沖縄や小笠原諸島に生息しサンゴ礁の海を好みます・・・コブシメさんの寿命は約1〜2年と体の大きさに反して非常に短命ですがイカ類の中でも特に知能が高く周囲のサンゴや岩肌に合わせて瞬時に体色や皮膚の質感を変化させます・・・コブシメさんは春の産卵期になるとオス同士が体色を激しく変化させてメスを奪い合うディスプレイを行いますがメスはサンゴの隙間に1粒ずつピンポン玉のような卵を産み付けます・・・今回もメスが一生懸命サンゴの隙間に卵を産み付けていましたがその周りでオスが「邪魔するなよ!」と鋭い視線で守っていました。

- コブシメさんは胴長だけで50cmを超え全体の重さは10kg以上に達することもありモンゴウイカさんに似て身が非常に厚くねっとりした甘みが強いのが特徴です・・・コブシメさんは繊維が細かいため厚みの割に火を通しても硬くなりにくくふっくら仕上がり高級食材として市場に並びます・・・ちなみにモンゴウイカさんの正式な標準和名はカミナリイカさんで背中にある雷紋様や丸い紋に由来する身が厚くねっとりとした甘みが特徴の大型コウイカ類です・・・カミナリイカさんは福井県や房総半島以南の東シナ海・南シナ海また市場ではアフリカ・ヨーロッパ産のヨーロッパコウイカさんや東南アジア産のトラフコウイカさんなどの輸入種も総称してモンゴウイカとして広く流通しています・・・春から初夏に産卵のために沿岸へ寄ってくる時期に美味しくなりますが多量のイカ墨を含んでおり刺身だけでなくパスタや煮物などにも重宝されます。


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