サンゴの上の特等席でホシゴンベさんと遭遇! 小笠原
- ちょっと遠くからだったのでボケてしまいましたが可愛かったので思わず撮ってしまったのはスズキ目ゴンベ科ホシゴンベ属に属するホシゴンベさんではないでしょうか?・・・ホシゴンベさんはサンゴ礁の浅い海に生息しサンゴや岩の上に写真のように上手にちょこんと乗って周囲を凝視する愛らしい姿が人気のお魚さんです・・・まだ小さいためかあまり目立っていませんがホシゴンベさんは名前の由来でもある星のような赤褐色〜黒色の細かい斑点が頭部に密集しています・・・ホシゴンベさんは個体差や成長による色彩変異が激しいお魚さんで幼魚は背側が赤・腹側が白とはっきり分かれた美しいツートンカラーになっていますが成魚になると全体的に赤紫色や褐色がかりどっしりとしたハタのような佇まいになります・・・ということでこの写真のホシゴンベさんはまだ幼い子供ですね。

- ホシゴンベさんは浮力を調節するうきぶくろを持たないため中層を泳ぎ続けるのは苦手です・・・その代わり太く発達した胸鰭を足のように使ってサンゴの枝や岩を掴むように静止してじっと周囲を睥睨し近づいてきた小魚や甲殻類を素早く捕食するのです・・・この独特のポーズとキョロキョロと独立して動く大きな目が愛嬌があると言われる最大の理由になっているようです・・・ホシゴンベさんはインド洋から太平洋の熱帯域に広く分布し日本では和歌山県・高知県・屋久島や琉球列島そして小笠原諸島などの浅いサンゴ礁で普通に見られます・・・ホシゴンベさんは主にハナヤサイサンゴやミドリイシの絶対的な安全基地である隙間に身を潜め天敵である大型のハタさんやフエダイさんなどが近づくとサンゴの枝の奥深くに素早く逃げ込みます・・・またホシゴンベさんはメスからオスへ性転換するお魚さんなのですが一匹の強いオスが複数のメスを囲う豪華なハーレムを形成するのです・・・しかしオスがいなくなると群れの中で最も大きいメスが次のオスへと性転換しますがそのホシゴンベさんってどんな気持ちなんでしょうか?

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