砂から飛び出す狂暴なアカエソさんの知られざる生態! 小笠原
- 鋭い視線であたりの様子を伺っているのはヒメ目エソ科アカエソ属に分類されるアカエソさんではないでしょうか?・・・アカエソさんは体長30cm前後で細長い円筒形の体をしていて全体的に赤みを帯びた褐色をしています・・・日本では千葉県以南の太平洋沿岸や日本海・東シナ海・小笠原諸島などの浅い岩礁域やサンゴ礁の砂地で暮らしていて大きな口と鋭い歯を持ち海底の砂や岩場に身を潜めて近づく獲物を丸呑みにする獰猛な肉食魚として知られています・・・非常によく似たミナミアカエソさんという方がいらっしゃいますが背鰭の軟条数がアカエソさんは13〜14本でミナミアカエソさんは10〜13本です・・・また鼻孔にある突起である鼻の皮弁はアカエソさんはへら状(幅広)でミナミアカエソさんは棒状をしています。

- アカエソさんは白身で意外にも美味しいお魚さんなのですが硬くて細かい小骨が無数にあるため非常に食べにくいのが難点です・・・そのためすり身にしてカマボコなどの練り製品にするのが一般的ですが骨を気にせず食べるならじっくり火を通す唐揚げや良いダシが出るため味噌汁にするのが向いています・・・アカエソさんは浅い海の岩礁やサンゴ礁に潜む極めて戦闘力の高い肉食魚で昼間は砂に潜み目だけを出していますが夜行性であり夜になると狂暴な捕食活動を始めます・・・基本は待ち伏せ型ですが時には水面近くまで激しく泳ぎ上がりツノダシさんなどの機敏な魚を襲うほどの瞬発力を持っています・・・比較的身近なお魚さんでありながら実は幼魚期の生態や正確な寿命や成長スピードなどは現代の科学でもよく分かっていないそうです。

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