まさかの古代魚?歴史と貫禄を感じるツマグロマツカサさん? イットウダイ科 diving-photo-summary-tsubuankun

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ツマグロマツカサさんは古代魚の貫禄を感じさせますね!

  • サンゴ礁の岩陰など暗いところには夜行性で暗いところが好きなお魚さんがよくいるのでそんな場所を覗いてみると居ました居ました・・・このお魚さんはちょっと古代魚の様な印象を与えるキンメダイ目イットウダイ科アカマツカサ属のツマグロマツカサさんではないでしょうか?・・・ツマグロマツカサさんは度胸があるのかどうかわかりませんが比較的のんびりと岩陰でホバリングをしています・・・その為私としては比較的撮影しやすいお魚さんなのですが体の色はやや暗い赤色で鱗が光に当たると反射し輝いて見える面白いお魚さんです・・・ツマグロマツカサさんは背鰭棘の上方と軟条部や臀鰭軟条部や尾鰭後方は暗色になっており他のマツカサさんとは鰭の先端が黒いところで区別できます。
  • ツマグロマツカサさんのツマグロ「褄黒」は鰭の端が黒いためでマツカサ「松毬」は鱗が硬いために名付けられたそうですが英名のSoldierfish は鎧を着けた兵士を思わせるお魚さんという意味だそうです・・・確かにツマグロマツカサさんの大きな堅い鱗が「松毬」を連想させますがこの堅い鱗で敵を寄せつけないことに繋がります・・・この写真のツマグロマツカサさんの顔を見ていると寺院の銅板などがさび付いて青緑色になっている緑青のような感じがします・・・だから年輪と風格を感じさせ古代魚の様な印象を与えるのでしょうか?・・・ツマグロマツカサさんの鱗は非常に硬く皮は厚みがあって透明感のある白身をしており熱を通しても硬くなりません・・・だからツマグロマツカサさんの焼霜造りは皮が固めですがこの皮と皮下の脂に甘味が感じられ身自体にも豊かなうま味と甘味が感じられるのでとても美味しいそうです・・・私はまだ食べたことが無いですが。

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