生涯を共にするシチセンチョウチョウウオさんの固い絆! 小笠原

- このちょっと変わった模様の仲良しチョウチョウウオさんはニザダイ目チョウチョウウオ科に分類されるシチセンチョウチョウウオさんではないでしょうか?・・・シチセンチョウチョウウオさんの体長は約9〜12cmで体側の上半分にある垂直な7本の黒い横縞があるのが大きな特徴で和名の由来にもなっています・・・この写真のシチセンチョウチョウウオさんはまだ小さくて7本の線が明確ではないのか?それとももしかして新種?・・・多くのチョウチョウウオさん達は目を通る帯が黒いのですがシチセンチョウチョウウオさんは目が通る帯が鮮やかな黄色をしており黒くないため他種と簡単に見分けられます・・・またシチセンチョウチョウウオさんの体の後方から尾鰭の付け根にかけて鮮やかなオレンジ色に染まっていて頭頂部のあたりにぽつんと1つの独立した黒い斑紋が入ります。

- シチセンチョウチョウウオさんは環境や状態に合わせて体色の濃淡を自ら変える能力を持っていて濃い色同士や薄い色同士でペアを組む傾向が観察されています・・・また夜になると敵から身を隠すため昼間の鮮やかな黄色から全体的にくすんだ茶褐色やグレーがかった夜間色へと体色を変化させて岩陰で眠ります・・・やっぱり寝ているときが一番危ないですから気を使っているんですね・・・日本では八丈島・小笠原諸島・琉球列島などに分布していて海外ではインド洋から中・西部太平洋のサンゴ礁域に広く生息しています・・・日本のサンゴ礁域では生息数がやや少なくダイビングなどでもそれほど頻繁に出会える魚ではなく単独またはペアで行動しています・・・シチセンチョウチョウウオさんは主にサンゴのポリプを好んで食べますが小型の甲殻類や藻類なども口にする雑食性です。
ちょっと欲張り?斑と縞々のシチセンチョウチョウウオさん!

- 遠くからチョコチョコチョコと可愛い姿で泳いできたのは体は卵形で強く側扁しているスズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属のシチセンチョウチョウウオさんです・・・このシチセンチョウチョウウオさんまだら模様と縞々帯が混在する一風変わったチョウチョウウオさんですがよく似た種にペッパード・バタフライフィッシュさんやドットアンドダッシュ・バタフライフィッシュさん等がいます・・・シチセンチョウチョウウオさんがどう思っているのかわかりませんが斑模様と縞々模様とどちらが好きなのでしょうか?・・・おそらくシチセンチョウチョウウオさんはどちらも好きなので片方に寄せられずこのような模様になったのでしょう・・・私はシンプルな方がいいような気がしますが個性も大切ですからシチセンチョウチョウウオさんの意思を尊重致しましょう!


- シチセンチョウチョウウオさんは西太平洋や中部太平洋またインド洋にも分布している全長12cm程度の比較的小型のチョウチョウウオさんですが国内では小笠原諸島や琉球列島など南日本で見ることができます・・・今回も小笠原のボニンブルーの海の中で何回か見かけましたが色鮮やかで可愛い限りです・・・シチセンチョウチョウウオさんの体色は黄色や茶色がかった黄色を基本に体側にはたくさんの暗色の斑列や7本の横帯があり頭頂部付近には黒い斑があります・・・シチセンチョウチョウウオさんの頭頂部にある黒い斑点が私には何故か角の様に見えてチョコチョコ動く動作に反して強そうな印象を与えてくれます・・・また7本の縦ラインは薄かったり多く見えたりで名前にシチセンが付いているとは思えないほど微妙な色合いのラインとなっています。


- また写真ではわかりづらいのですが尾柄基部はオレンジ色をしていて頭部には眼を通る黒く縁取られた黄色やオレンジ色の帯も見られ尾鰭にも黒い横帯が見られますが尾鰭の後端は透明になっています・・・シチセンチョウチョウウオさんは岩礁域やサンゴ礁域で単独やペアで生活していますが雑食性で藻類やサンゴさんのポリプや底生無脊椎動物などを食べ繁殖は一夫一婦で行われるそうです・・・上の写真のシチセンチョウチョウウオさんのペアも「何処かに美味しいものは無いかなあ?お腹が空いたなあ!あれ?あんな所に大きな人間がいますよお父さん!」っていう感じでしょうか?・・・昨晩眠れなかったのか虚ろな瞳でチョコチョコ泳ぎまわっている下の写真のシチセンチョウチョウウオさんがいましたが虚ろな瞳で寝ぼけているのかというと全くそうではなく写真を撮ろうとしてもサッと素早く泳いでいなくなってしまいます・・・もしかして「お!見つけた!」とサンゴさんのポリプを食べようとしているのか?それとも底生の小動物を見つけて狙いを定めているのか?・・・どちらにしろお腹いっぱいになることを期待してます。




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