3本の美しき筋!ミスジチョウチョウウオさんの知られざる生存戦略! チョウチョウウオ科 小笠原 diving-photo-tsubuankun

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珊瑚が枯れても生き抜く強かなミスジチョウチョウウオさん!小笠原

  • チョウチョウウオさん達は綺麗で華麗なので好きなお魚さんなのですがその種類の区別は私にとっては難しくいつも迷ってしまいます・・・この方はスズキ目チョウチョウウオ科に分類される体長12〜15cmほどのミスジチョウチョウウオさんではないでしょうか?・・・ミスジチョウチョウウオさんは目を通る黒帯と尾柄部の帯そして尾鰭にある線の合計3本の横帯があることが名前の由来となっています・・・ミスジチョウチョウウオさんの体色は肌色をベースに体側には多数の紫色の細い縦線が走っていて背鰭や尻鰭の付け根が黒く黄色く縁取られているのが特徴です・・・ミスジチョウチョウウオさんは相模湾以南の太平洋側やインド太平洋・西部インドネシアなどのサンゴ礁域に広く分布していて日本国内では沖縄や小笠原・和歌山などの暖かい海で見られます・・・幼魚は夏の終わり頃から沿岸の浅いサンゴ礁やミドリイシ類の枝間に姿を現し非常に小さな可愛らしい姿がダイバーに人気です。
  • ミスジチョウチョウウオさんは主にミドリイシ類など造礁サンゴのポリプを極めて専門に食べる偏食傾向があり海水温上昇などによりサンゴが白化被害を受けると真っ先にミスジチョウチョウウオさんの数が激減すると考えられていました・・・しかし過去の国内調査では白化後数年が経過しても生存が確認されておりこれはサンゴが死滅した際成魚が一時的に小型の藻類などを代替食として口にすることでかろうじて生き延びる強かな戦略を持っているためだそうです・・・またかつては同種として扱われていた激似の近縁種メロンバタフライフィッシュさんとの違いは以下がポイントとなります・・・まず主な分布先はミスジチョウチョウウオさんが日本周辺・沖縄などの太平洋でメロンバタフライフィッシュさんが紅海・東アフリカなどのインド洋です・・・次に体の色彩ですがミスジチョウチョウウオさんが全体的に明るい肌色〜黄色ベースに対してメロンバタフライフィッシュさんがやや青みや紫色を帯びた深い体色をしています・・・最後に尻鰭ですがミスジチョウチョウウオさんが尻鰭の後方が黒と黄の縁取りに対してメロンバタフライフィッシュさんが尻鰭全体が鮮やかなオレンジ色に染まっている点です。

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