目の奥で光るもの!一匹狼の覚悟か?ワンポイントに見せる粋な拘りのカペランサンカクハゼさん! ケラマ ハゼ科 diving-photo‐tsubuankun

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カペランサンカクハゼーケラマ

カペランサンカクハゼさんの背鰭のワンポイントが粋! ケラマ

  • 砂地の上に居るのはスズキ目ハゼ科サンカクハゼ属のカペランサンカクハゼさんですが透明な体に綺麗なオレンジ色の斑点が散りばめられていてそのオレンジ色の斑点の中によく見ると黒い点々もあるのが特徴です・・・オレンジ色の斑点の中の黒い斑点は画面に目を近づけてよく見ないとわからないですね・・・カペランサンカクハゼさんの第一背鰭はそんなに長く伸びていないのですがその一つ目の背鰭に青黒い斑点があることが特徴になっています・・・和名としては2009年に新種登録されていて背鰭の青黒い斑点のほかに尾鰭付け根に短い黒色横線があることから他種との見分けは容易とのことです・・・下の写真では尾鰭の付け根の短い黒色横線はわかりませんが背鰭にある控えめの青いワンポイントが粋なカペランサンカクハゼさんです・・・このカペランサンカクハゼさんは黒い瞳に青緑色のきれいな光が灯っていますが何を心に秘めているのでしょうか?
  • サンカクハゼさんの仲間はインド~太平洋に広く生息しており国内では主に琉球列島に分布していますがサンゴ礁周辺の砂底や内湾やガレ場などまた泥の多い場所でも見られます・・・それからサンカクハゼさんの和名の由来は吻がとがっており頭部の形状が三角形に近いからまたは体の横断面が三角形に近いからのいずれかとされています・・・確かにこのカペランサンカクハゼさんの顔も三角形をしていますね・・・またサンカクハゼさんは色彩的には灰褐色で地味ではありますが透明感があり綺麗なお魚さんで背骨に沿って白と黒の交互に入る模様もユニークです・・・サンカクハゼさんは小さくて白色が基本のやや透明の身体をしていて砂の上にいると背景に馴染んで目立たないので撮影する時は腹ばいになって横からサンカクハゼさんを捉え背景が砂地にならないようにできる限り気を付けています・・・でも結構すばしっこいハゼさんなのでなかなかいいアングルで取れず苦労するハゼさんなのです・・・サンカクハゼさんは底生の種類なのですがテッポウエビさんとは共生せず一匹狼で生き抜いているこのカペランサンカクハゼさんも目の奥がキラリと光っているのも納得できます。

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