尾鰭と模様で見分けるハクセイハギさん! 小笠原
- このカワハギさんは何ていうカワハギさんなのでしょうか?・・・おそらく成魚は地味な褐色ですが幼魚期に体表へ白い斑点(星)が多数現れることが名前の由来となっているハクセイハギさんではないでしょうか?・・・ハクセイハギさんの全長は30〜35cm前後でカワハギ科の中では大型の部類で体型は平たい菱形で背鰭や臀鰭が黄色みを帯びています・・・ ハクセイハギさんは尾の付け根(尾柄部)に前方に向いた2対4本の大きな棘を持っていて警戒心が強く主に潮通しの良いサンゴ礁や岩礁域に単独またはペアで生息しています・・・ハクセイハギさんは肉食寄りの雑食性で小型の甲殻類やゴカイや貝類のほかサンゴ(ミドリイシなど)をかじって食べることでも知られています・・・国内では主に南日本の太平洋沿岸・八丈島・小笠原諸島・琉球列島などに多く生息していて対馬海流に乗って日本海側で見つかることも稀にあります・・・国外ではインド太平洋の熱帯・亜熱帯海域や紅海・ハワイ・ガラパゴス諸島など広く分布しています。

- ハクセイハギさんと他の主要なカワハギ類を見分ける最大のポイントは尾鰭の長さと形および体表の模様となります・・・特にソウシハギさんはフグ毒の数十倍とも言われる猛毒のパリトキシンを内臓に持つ危険なお魚さんなのでソウシハギさんと誤認してしまうと命に関わるため確実な見分け方を覚えておく必要があります・・・ハクセイハギさんの尾鰭は短く四角くなっていて体表は地味な褐色で尾の付け根に4本の大きな棘がありますが毒はありません・・・ソウシハギさんの尾鰭はうちわのように巨大で頭の長さよりも長くなっていて体表には青い波状の模様とペンで書きなぐったような鮮やかな青い虫食い模様が散在していて猛毒なので注意が必要です・・・ウマヅラハギさんの尾鰭は短く扇形で体表は全体的に薄い灰褐色で鰭が鮮やかな緑色をしていて毒はありません・・・ウスバハギさんの尾鰭はやや長く体表は全体的にのっぺりした薄い灰色で模様はほぼ無く毒はありません。

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