邪魔しないで!次の世代へ密かに繋ぐ!小笠原固有種のボニンユビウミウシさん!小笠原 ウミウシ diving-photo‐tsubuankun

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次の世代へ愛をはぐくむボニンユビウミウシさん達! 小笠原

  • 赤い絨毯の上えで仲良く語り合っているのは裸鰓目ユビウミウシ科ユビウミウシ属のボニンユビウミウシさん達です・・・ボニンユビウミウシさんは小笠原の固有種ですが体の地色は白色で赤色〜橙色の網目状模様が綺麗に入っています・・・ボニンユビウミウシさんの背側突起には橙色の輪は無く鰓は背側突起の中にあって透明で触角と口幕突起は淡い橙色になっています・・・ウミウシさんは雌雄同体なのですが受精は異個体間で交尾することで行われます・・・この写真のボニンユビウミウシさん達も広い海の中で偶然出会って今愛をはぐくんでいる最中なのでしょう・・・邪魔をしてはいけないですね・・・ウミウシさんの卵塊は渦巻き状で孵化した幼生はヴェリジャー幼生と呼ばれ巻貝のような殻を持って浮遊生活を送りますがやがて変態し殻を失って底生のよく見かけるウミウシさんとなります。
  • ユビウミウシさん達もいろいろ仲間がいてて約30mm程度のユビウミウシ科ユビウミウシ属のユビウミウシさんは体色が橙色と灰黄色で橙色が網目線のように見えたり灰黄色の斑紋が密に存在したりしています・・・この灰黄色の部分は僅かに盛り上がっており背側突起は6対でそれぞれが2~3本に分岐していますがこの分岐した場所に鰓が見られます・・・触角は灰黄色で付け根の部分から指状突起が4本程度伸びこのうち後方の突起は他の突起よりも大きくなっていてユビウミウシさんは体をくねらせ水中を漂うこともあります・・・またユビウミウシ科ユビウミウシ属のヤマトユビウミウシさんは体色が半透明の黄白色で背面全体に橙色の網目模様と白色の斑紋に覆われています・・・背面突起は3対でそれ以降は小突起になっており突起は白色で先は2〜3本に分岐しています・・・触角鞘は細長く4本程に分岐し口幕は体色と同じで尾の先端は濃い橙色になっています・・・それからユビウミウシ科ユビウミウシ属のハチジョウユビウミウシさんは触角鞘を含めて体全体を網目状斑紋が覆っており背面の触角後方から尾に至る白色帯があります・・・背面突起は左右に3対あり大きさは10mm程度で名前の通り八丈島に生息していますが他の場所でも見つかっています。

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