ただならぬ雰囲気!年を重ねただけではない!何があった?貫禄のマダラハタさん! 小笠原 ハタ科 diving-photo‐tsubuankun

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ただものではない!年を重ねた貫禄のマダラハタさん! 小笠原

  • ウメイロモドキさんが乱舞している中貫禄を持って悠々と泳いでいるのはスズキ目ハタ科マハタ属のマダラハタさんです・・・マダラハタさんは体高がややあり尾柄部背部に黒色斑がありこの模様で他の多くのハタ科のお魚さんと見分けることができます・・・胸鰭の地色は淡色から暗色の小斑がありますが模様が似ているヤイトハタさんとは尾柄部の黒点の有無で見分けることができます・・・模様も尾柄部の模様も酷似しているアカマダラハタさんは尾柄部の黒点が小さいことで見分けることができます・・・またマダラハタさんの頭部背縁はなめらかで丸いのですがアカマダラハタさんは胸鰭の地色が生鮮時は赤っぽく頭部背縁は眼の後方で凹み後頭部で盛り上がっているので区別ができます・・・マダラハタさんの体長はアカマダラハタさんよりもやや小さく60cmほどで体色は褐色で濃淡のある複雑な斑紋が見られますがこの模様は個体差が大きいです。
  • アカマダラハタさんの全長は通常50cmくらいですが最大120cmにまで成長します・・・頭部背面の輪郭は眼の付近で凹み背鰭の起点までは突き出ていて前鰓蓋は丸みを帯び細かな鋸歯があり鰓蓋上縁は凸状で上顎は眼の後方まで開きます・・・尾鰭は丸みを帯び体色は淡い黄褐色で不規則な暗褐色の斑点が入り全体的に暗色の小斑が散らばり尾柄には小さな黒色の鞍状斑があります・・・マダラハタさんとよく似ていますがアカマダラハタさんの背鰭基底に黒斑があり眼の後方が凹んでいることが特徴です・・・アカマダラハタさんは単独で待ち伏せ型の肉食魚で主に魚類や甲殻類や頭足類を捕食します・・・アカマダラハタさんは夜行性の底魚で日の出と日没時に活発となりますが寿命が長く少なくとも40年を超えると推測されており縄張りを守って生活しています・・・アカマダラハタさんは雌性先熟の雌雄同体なので雌が雄に性転換をします。

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