見ればわかる?シマキンチャクフグさんとノコギリハギさん? 小笠原

- 珊瑚の隙間から顔をのぞかせているのはシマキンチャクフグさんだと思うのですがノコギリハギさんとの違いはよく見ないとわからないほど本当によく似ています・・・ダイビングをしていておそらくシマキンチャクフグさんだろうお魚さんを見かけた時はどっちなのか気になってわざわざ確認に近づいて行くほどです・・・このフグ目フグ科キタマクラ属のシマキンチャクフグさんは岩礁やサンゴ礁付近で暮していて背中に4つの鞍状の黒い模様があり頭部は青灰色で体は白地に青灰色の斑点が散りばめられています・・・もう少し近づいて光を当てないと色がはっきり出ませんね・・・またシマキンチャクフグさんの尾鰭は黄色がかっており目の後ろには虹色の綺麗な縞模様があります。

- シマキンチャクフグさんの全長は最大で10cm程度でチョコマカチョコマカと可愛く泳ぎ回っているのですが有毒なので間違っても食べないようにしましょう・・・ということでシマキンチャクフグさんは毒があるので捕食されることはありませんが無毒のノコギリハギさんやコクハンアラのおちびさんはシマキンチャクフグさんに擬態することで毒があるように見せかけ食べられない様に自身を守っているのです・・・シマキンチャクフグさんの毒素は最も強力な自然毒素の1つであるテトロドトキシンと呼ばれる神経毒で皮膚やその他の組織に存在しています・・・これは多くの魚類にとって致命的であるため生体はもちろん卵も同様に捕食されにくくその結果として他の種とは繁殖行動が異なっています。

- また毒性以外にも捕食を回避するための手段としてシマキンチャクフグさんは体を膨らませる能力を持ち元の体積の3~4倍にまで膨らむことができます・・・シマキンチャクフグさんは昼行性で雑食性であり藻類やホヤ類・コケムシや軟体動物などいろいろなものを食べます・・・成熟したシマキンチャクフグさんの雄は縄張りを持ち1匹以上の雌を含むハーレムを形成しますが雌は雄の縄張り内にそれぞれ独自の縄張りを持ちます・・・これは大奥みたいなものでしょうか?・・・ちょっと怖いですね・・・ノコギリハギさんとシマキンチャクフグさんの見分け方のポイントは第2背鰭の形が1番のポイントでノコギリハギさんは背鰭の基底部が幅広く長方形のような形をしていますがシマキンチャクフグさんの第2背鰭は他のフグ科のお魚さんと同じく扇型をしています。

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