群れてない!遠くで悠々と泳いでいるのは孤高のクロヒラアジさん? 小笠原 アジ科 diving-photo‐tsubuankun

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群れない!貫禄ある孤高のクロヒラアジさん? 小笠原

  • 遠くを悠々と泳いでいく横縞のあるお魚さんはスズキ目アジ科ヨロイアジ属のクロヒラアジさんではないでしょうか?・・・クロヒラアジさんは比較的大型の種で最大で全長70cm程度まで成長するそうですが遠くなので何とも言えませんがこの写真のクロヒラアジさんもなかなかの体格をしている様です・・・クロヒラアジさんは側偏した楕円形で背側が腹側よりもややふくらんだ体型で頭部は丸みを帯びております・・・クロヒラアジさんの唇はかなり厚くなっていて憮然とした表情をに見えますが分離した二つの背鰭の第二背鰭はしばしば鎌状になっています・・・クロヒラアジさんの両顎は前方にかなり突き出すことができ両顎には絨毛状歯からなる幅の狭い歯列がありますが加齢とともに退化していくそうです・・・お魚さんも人間と一緒で歯は老化していくんですね!大切にしないといけませんね・・・クロヒラアジさんの体色は背部は青緑色から黄緑色で腹部は銀色をしており成魚には5本から8本の暗い垂直な横帯が入り中央の横縞はくの字型に折れ曲がっています・・・尾鰭は黄緑色で後端と頂端は暗い色で腹鰭は透明か少し白味がかっています・・・沿岸域の水深60mほどの岩礁やサンゴ礁などでみられますが外洋性であり遊泳力が高く小さな群れを作っています・・・産卵は7月から11月までの間に始まると推定されていて幼魚は時として大型の浮遊性クラゲの触手を隠れ家とすることが知られています。

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