強かに生きる色彩豊かなオオイソバナさん! ケラマ

- 海の中で羽を広げたような綺麗なサンゴさんがいましたがこの方はオオイソバナさんでしょうか?・・・ヤギ目イソバナ科イソバナ属のオオイソバナさんは比較的浅い10m~50mくらいの岩礁の外洋斜面に扇状に広がるヤギ類で大きな群体は高さ1 m程幅は40cm程度に成長しお魚さんや無脊椎動物の隠れ家として生態系に重要な役割を果たしています・・・オオイソバナさんの骨軸は赤く主茎や主枝の節部はこぶ状に膨らみそこから細かく枝分かれしていますがオオイソバナさんは折れやすいので注意しましょう・・・オオイソバナさんのポリプは白~黄色をしていてその触手を使ってプランクトンを一生懸命捕食しますがオオイソバナさんは褐虫藻と共生をしており光合成によって得られる栄養も利用していますので餌が少ない環境でもしたたかに生きることができるのです・・・オオイソバナさんの色彩は暗赤色をしているのが特徴で鮮やかなその色彩は海の中でお花畑の様な美しさを演出していて竜宮城の背景にありそうな姿をしています・・・ちなみに宝石珊瑚として扱われることもありますがサンゴ科のアカサンゴさんなどと比べると非常に安価となっています。

- サンゴさんはポリプと呼ばれる構造をもっていますがこのポリプが単体で生活するものを単体サンゴさんと呼んでいます・・・また有性生殖によって生じた一つのポリプが分裂や出芽を繰り返して生じたクローンが分離することなく集まって生活するものを群体サンゴさんと呼んでいます・・・またサンゴさんの中には光が届く浅海域に生息しオオイソバナさんの様に体内に渇虫藻という藻類を共生させているサンゴさんもいます・・・前述しましたがこの様なサンゴさんは褐虫藻が光合成で産出した栄養を供給されるため比較的成長が早くサンゴ礁を形成したりします・・・また褐虫藻と共生を行わないサンゴさんもいますが光合成によるエネルギーに依存しないため水深80~1200mの深海に生息するものもいます・・・でも褐虫藻と共生を行わないサンゴさんは成長が遅く骨軸の直径は1年で約0.3ミリしか成長しないそうです。

- よく宝石として使われる綺麗なサンゴさんは八放サンゴさんで深海に生息し樹枝状の群体を作ります・・・八放サンゴさんの骨格は石灰質が緻密で固くヤギ目サンゴ科に属しアカサンゴさんやシロサンゴさんやモモイロサンゴさんなどがあります・・・このサンゴさん達は専用の網で深いところをガンガン乱獲されてしまい激しく減少しているそうです・・・なんでもそうですが儲かるからと強引に乱獲をしてしまうと生態系を崩して大変な事になってしまいますよね・・・それからイシサンゴ目のサンゴさん達はイソギンチャクさんに似たポリプの構造になっていますが隔膜の間に石灰質の骨格を発達させており群体のものが多く造礁サンゴの大部分がこれに含まれます・・・そしてヒドロサンゴさんはサンゴモドキさんあるいは偽サンゴさんとも呼ばれ本来ヒドロ虫なのですが石灰質の骨格を発達させており特にアナサンゴモドキ類は大きな骨格をつくり造礁サンゴと見なされるものもあります。

- それから大きな群体を作り骨格を作るものの細かな骨格がバラバラに入っているような柔らかな群体を作るものを軟質サンゴさんまたはソフトコーラルさんと呼んでいます・・・軟質サンゴさんには3つのグループがありヤギ目やウミトサカ目そしてウミエラ目があります・・・ヤギ目は骨質の骨格を持ち枝状の群体を作りヤギ類と呼ばれ比較的深いところにいて赤や黄など鮮やかな色をしているものが多いです・・・そらからサンゴ礁の海域にも多数生息しているウミトサカ目は細かな石灰質の骨片を持つものがいて塊状の群体を造り柄があってその先にひだ状や樹状の部分には個虫が並ぶウミトサカさんやトゲトサカさんやウミキノコさんなどがいます・・・そしてウミエラ目は砂や泥の海底に足を差し込んで海底から立ち上がり多数のポリプを並べています・・・サンゴさんの仲間は種類がたくさんあって区別が難しいです。


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