妙に目立つ孤高のブルー!もしかしてハナタカサゴさん? 小笠原

- 岩陰に1匹青くて綺麗なお魚さんが居て形はウメイロモドキさんに似ていましたが尾鰭の色が違うので撮影してみました・・・おそらくスズキ目タカサゴ科タカサゴ属のハナタカサゴさんではないかと思うのですがいかがでしょうか?・・・ハナタカサゴさんは琉球列島以南の亜熱帯・熱帯域の沿岸岩礁域やサンゴ礁域で暮しておりリーフ外縁などを群れて泳ぐのですが数は少なめです・・・ハナタカサゴさんは体高は高く鮮やかな青緑の体の色をしていて体側には斑紋が無く尾鰭は切れ込んで尾鰭先端が上下とも黒いことが特徴になっています・・・この写真では尾鰭先端が上下とも黒いのかどうかわからないですね・・・若魚さんぐらいまでは尾鰭付近が黄色くなっているので若魚さんはウメイロモドキさんやユメウメイロさんに似ていますが尾鰭後端に黒い斑点があるところから区別ができます。

- ハナタカサゴさんはこの体形からも想像できる通り遊泳能力に優れ食性は雑食性でプランクトンなどを食べて暮らしています・・・タカサゴ科のお魚さんは上顎をギューッと伸ばすことができプランクトンをつかまえるのに適しているそうですがお腹が空いたよ~っとギューッと伸ばしたハナタカサゴさんの顔も見てみたいものです・・・タカサゴ科のお魚さんはおよそ23種いてフエダイ科に似ていますがプランクトンの摂取に適応しており大きな餌は摂らないそうです・・・タカサゴ科のお魚さんは円筒形で流線型をしており最大60 cmまで成長するものもいますが大半の種はその半分程度までしか成長しません・・・タカサゴ科のクマザサハナムロ属にはタカサゴさんやクマザサハナムロさんがいてタカサゴ属にはウメイロモドキさんやササムロさんやハナタカサゴさんやユメウメイロさんなどがいます・・・何故タカサゴさんはタカサゴさんって名前が付いているのにタカサゴ属でなくてクマザサハナムロ属なのでしょうか?

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