ペアで暮らす夫婦エビのオトヒメエビさんの魅力! 柏島

- ふかふかの毛布の上で大きく手足を広げているのはオトヒメエビ科のオトヒメエビさんではないでしょうか?・・・オトヒメエビさんの大きさは体長 5〜6cmくらいで触角は体長より長く夜行性なので岩陰や洞窟やサンゴの隙間などで昼は隠れて暮らしています・・・昼間は巣穴の奥にいて長い触角だけが見えることが多いのですが夜になると活発に動きペアで外に出てきます・・・オトヒメエビさんは御覧の通り赤と白の縞模様がとにかく目立つのと長い白い触角が3本ずつ伸びています・・・この長い触角はレーダーとして超重要で3対の長い白い触角は周囲の振動・水流・魚の接近を感知します・・・またクリーニングのアピールにも使うこの長い触角は折れても再生しますが完全に戻るまで時間がかかるそうです。

- オトヒメエビさんのハサミ脚は太くて大きくお魚さんの体表の寄生虫や古い皮膚を食べてくれるのですが掃除する時は細かくハサミ脚を動かしお魚さんの体表を丁寧に掃除してくれます・・・それからオトヒメエビさんのハサミ脚の付け根を見てもらうとわかりますがその色は青く美しく個性を強調するワンポイントとなっています・・・オトヒメエビさんはクリーニングステーションを作りますがお魚さんがよく行儀よく順番待ちをすることがあります・・・お魚さんの世界では我先にといった我欲の強い競争はなく平和な世界が広がっているようです・・・そんな場所でオトヒメエビさんは触角を大きく振って「痒いところはないですか?掃除しますよ〜!早くこっちに来て~!」と可愛く健気にアピールしてきます。

- オトヒメエビさんは基本ペアで生活しつがいの絆は強く巣穴の掃除や防衛を協力して行い同じ巣穴を長期間共有しますが片方が死ぬと残った個体はしばらく巣穴にこもることもあるそうです・・・もしかして喪に服しているということでしょうか?・・・それからオトヒメエビさんは成長に合わせて定期的に脱皮しますが脱皮直後は体が柔らかいので巣穴から出てこずまた脱皮殻が巣穴の外に落ちていることもあるそうです・・・オトヒメエビさんのメスは腹部に緑〜青っぽい卵を抱えますが孵化直前は卵が銀色に見えるそうです・・・そして孵化した幼生はプランクトンとして漂い成長すると岩陰に定着し赤白の模様が出てくるそうですが幼生は別種のように見えるほど姿が違います・・・オトヒメエビさんの縄張り意識は強く巣穴の周囲にはっきりしたテリトリーを持ち他の甲殻類が近づくとハサミを広げて威嚇しますがお魚さんに対しては攻撃せずクリーニングの対象として受け入れます。



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