イソギンチャクモエビさんが似てるのはシャチホコ?パイナップル?

- 体型がちょっと太くて短く若干茶色っぽいけど黄色の体に大小さまざまな白い丸い斑紋がある小さな可愛いエビさんはエビ目モエビ科ヒメサンゴモエビ属のイソギンチャクモエビさんです・・・イソギンチャクモエビさんはハタゴイソギンチャクさんの様に大型のイソギンチャクさんに共生していますがキクメイシさんやクサビライシさんなどの周辺にも暮らしています・・・これらの生物は刺胞があるのでイソギンチャクモエビさんは魚類や頭足類などの天敵から自身を守る事ができるのです・・・やっぱりお魚さん達もいくらお腹が空いていても刺胞には刺されたくないですもんね・・・イソギンチャクさんと共生するエビさんは他にもモエビ科のバルスイバラモエビさんやテナガエビ科のアカホシカクレエビさんやイソギンチャクカクレエビさんなど数多く知られています。

- でもイソギンチャクさんを中心とした行動半径には種類によって差がありイソギンチャクモエビさんは宿主からわりと離れる部類だそうです・・・イソギンチャクモエビさんって身体は小さいのに結構勇気があるのか冒険好きなのかわかりませんが意外ですね・・・イソギンチャクモエビさんの体長は20mmほどしかなく眼は白く額角は眼柄よりも短くなっていますがモエビ科のエビさん達は額角がよく発達するものが多い中でイソギンチャクモエビさんのように短い種類は珍しいそうです・・・とても小さなイソギンチャクモエビさんですが危険を感じると頭と尻尾をぷいと挙げてピコピコピコと威嚇してきてまるでその姿がシャチホコの様に見えます・・・この写真のイソギンチャクモエビさんも私を危険人物と思ったのか威嚇しているようですが小さいのになかなか勇ましいですね・・・でも威嚇というよりは可愛い踊りにしか見えませんしシャチホコというよりは何故かパイナップルを思いつくのは私だけでしょうか?・・・上の写真は親子でしょうか?夫婦でしょうか?随分大きさと迫力が違いますね。

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